リモートデスクトップでThinkPadのトラックポイントのスクロールを利用可能にする
Lenovo ThinkPadを利用する際、トラックポイントの中央ボタンを組み合わせたスクロールは、特にブラウジングをする際などに非常に便利なものです。私は、VMware Workstationを用いて、ブラウジング専用の仮想マシン(Windows XP SP2)を作っており、ポータブルに持ち歩いているのですが、VMware Workstationでは、この仮想マシン上でスクロールを行おうとしても、ホストOS上のVMwareアプリケーション自体がスクロールしてしまい、ゲストOS上のアプリケーションのスクロールはできません。そこで、Windows XPのリモートデスクトップ機能を用いることで、ゲストOS上でトラックポイントによるスクロールを実現する方法で代替することにしました。
しかしながら、リモートデスクトップを用いても、トラックポイントの初期設定のままでは、VMware Workstationと同様にスクロールできません。そこで、私のマシンでは、"C:\WINDOWS\system32\tp4table.dat"の"Pass 0 rules"に
; Remote Desktop *,*,mstsc.exe,*,*,*,WheelStd,0,9
と追加することで、スクロールを可能にしました。
このエントリでは、以下のサイトを参照し、インスピレーションを得て検証しました。